7artisans 50mm F1.8 撮影サンプル。

先日購入した7artisans 25mm F1.8がなかなかおもしろかったので今回は7artisans 50mm F1.8を購入してFUJIFILMのX-E1に装着。いくつかのサンプル写真を撮影してみた。

なを、7artisans 25mm F1.8に関しては下記ページで別途レポートしてる。

結論から言えば7artisans 50mm F1.8に関しては、現在所有している他のオールドレンズ(ツアイス 50mm F1.4)を使ったほうがでてくる絵のレベルは高い。上記の7artisans 25mm F1.8に関しては中心部の解像度は国産メーカー品と比べてもそれほど見劣りするものではなく十分に条件に合わせて利用できると感じたが、7artisans 50mm F1.8に関しては、開放時の解像度低下が大きく、同様の焦点距離のレンズを持っいないなら使ってもいいだろうが、このレンズでなくてはいけないといった理由が見当たらない。

ここは素直にキットレンズを使ってもいいだろう。

ただ、意図的にポートレート写真などで柔らかい質感を表現したいといった目的なら使ってもいいだろう。ただし、バストアップなどの半身程度の距離からの撮影に限ったほうがいい。

被写体との距離が遠い撮影時に開放近い絞りで撮影すれば、対象自体の解像度が低く、全体としてソフトフォーカスがかかったような雰囲気になる。こういった絵は撮影後の画像加工でも近いものが作れるため、存在価値が低い。

もちろん、先に述べたように対象となる焦点距離のレンズを所有しておらず、遊びのレベルでの利用なら問題ない。

 すでに下記のサイズでもその違いがはっきりわかるだろう。

deltaworks 6840 b6463
F1.8開放
deltaworks 6842 43d28
F5.6での撮影
F1.8で撮影したものを等倍
F1.8で撮影したものを等倍拡大
F5.6での撮影
F5.6で撮影したものを等倍拡大

下記はその他のサンプルで開放とF2.8からF5.6で撮影したものを比較したもの

個々のF値は記録していないがボケ方などは確認出来るだろう。